「買取」の検索は2026年9月にどれくらい多かったのでしょうか。今年の中での位置、2022年からの流れ、去年との比較、去年の月ごとの動きの順に見て、最後に年末にかけての動きを過去4年のデータで確かめます。
材料は Google トレンドです。Google で何がどれだけ調べられているかを見られる無料の道具です。いちばん多い週を100とした値を、ここでは「買取を調べる人の多さの目安」と呼び、以下は「目安」と書きます。
月の目安はその月に入る週の値の平均です。数字の見方は末尾の「データについて」にあります。
2026年1月〜9月で、買取の検索がいちばん多かった月は?
いちばん多かったのは9月で、次いで3月、8月の順でした。いちばん少なかったのは6月です。
月の目安はその月に入る週の値の平均です。動きを見やすくするため、縦の目盛りは64から始めています。
今年1〜9月では、9月が90.3でいちばん多く、春の3月の85.0を上回りました。
2022年1月から2026年9月までで、買取の検索がいちばん多かった月は?
2026年9月です。2022年1月から2026年9月までの57か月を多い順に並べると、2026年9月が1位で、上位6か月はすべて今年の月でした。週ごとに見ても、9月13日の週が2022年以降でいちばん多い週です。
月の目安はその月に入る週の値の平均です。値を添えたのは、2026年9月と、2025年までの月でいちばん多い2025年12月です。2026年10月はまだ途中の月なので入れていません。縦の目盛りは40から始めています。
去年までの月でいちばん多かった2025年12月の76.5を、今年はすでに6か月が上回りました。
去年の同じ時期と比べて、今年の検索はどうか?
この夏から9月にかけては、去年の同じ時期より3割ほど多くなっています。比べたのは、9月と、7〜9月の3か月の平均です。
9月は月に入る週の平均、7〜9月は3か月に入る全週の平均を、それぞれ去年の同じ時期と比べています。
9月だけでも、7〜9月の平均でも、去年より3割ほど多い状態です。
2025年は、月ごとの検索が年末にかけてどう動いたのか?
7月がいちばん少なく、8月から12月まで毎月上がりました。12月がその年でいちばん多い月です。
月の目安はその月に入る週の値の平均です。色を敷いたのは、前の月より上がり続けた8〜12月です。縦の目盛りは48から始めています。
前の月から1割以上上がったのは8月だけで、9月からは1割に届かない上がり幅のまま、12月まで上がり続けました。
これから年末にかけて、買取の検索はどうなるのか?過去4年のデータで検証
過去4年の10〜12月は、ほぼ毎年その年の平均より検索が多い時期でした。前の月と比べた動きは、年によって分かれています。
矢印は前の月と比べた向きで、10月は9月と、11月は10月と、12月は11月と比べています。前の月との差が1%に満たない年は「ほぼ同じ」としています。色付きのマスは、その月の目安が、その年の12か月の平均より多い月です。
10月と11月は4年とも、12月は4年中3年が、その年の平均より多い月でした。
前の月と比べると、10月は9月とほぼ同じ年が4年中2年で、残りの2年は上がった年と下がった年が1年ずつでした。11月は下がった年が2年、12月は上がった年と下がった年が2年ずつです。
予想:今年の10〜12月
過去4年の動きから見ると、今年の10〜12月も、1年の中で検索が多い時期になる可能性があります。ただし、去年のように12月まで毎月上がり続けたのは、4年のうち2025年だけでした。実際の動きは来月以降の記事で確かめます。
まとめ
2026年9月の「買取」の目安は90.3で、今年1〜9月でいちばん多い月でした。2022年1月からの57か月の中でもいちばん多く、9月13日の週は2022年以降でいちばん多い週です。去年の同じ時期と比べると、9月も7〜9月の3か月の平均も3割ほど多くなっています。去年は7月がいちばん少なく、8月から12月まで毎月上がりました。過去4年の10〜12月はほぼ毎年その年の平均より多い時期で、今年も年末にかけて検索が多い時期になる可能性があります。ただし、前の月より上がるかどうかは年によって分かれます。
データについて(出典・計算方法・注意)
データ
- データソース: Google トレンド。日本の週ごとのデータで、期間は 2021-12-26〜2026-10-04 の週です。検索語は「買取」1語で、ほかの語と一緒には取得していません。
- 値は期間内でいちばん多い週を100とした0〜100の目盛りで、本文では「買取を調べる人の多さの目安」と呼んでいます。検索された回数や、問い合わせ・来店・成約の件数とは別の数字です。検索全体に占める割合をもとにした目安です。
- Google トレンドの値には、集計の方法の変更による段差が2016年1月と2022年1月にあるとされるため、2022年以降の週だけを使っています。月の順位は2022年1月〜2026年9月の57か月、去年の動きは2025年の12か月、年末にかけての材料は2022〜2025年の4年です。
細かい数字
| 比べ方 | 結果と数字 |
|---|---|
| 今年1〜9月の9か月の中で比べる | 9月がいちばん多い月。9月 90.25、3月 85.0、8月 83.5の順で、いちばん少ない月は6月の72.75 |
| 2022年1月〜2026年9月の57か月の中で比べる | 2026年9月がいちばん多い月。2025年までの月でいちばん多い2025年12月の76.5は7位 |
| 9月を、去年の9月と比べる | 3割ほど多い。90.25(去年は69.25)、去年比 +30.3%、1.30倍 |
| 7〜9月の3か月を、去年の7〜9月と比べる | 3割ほど多い。81.77(去年は62.38)、去年比 +31.1% |
- 9月に入る週は、8月30日の週が86、9月6日の週が79、9月13日の週が100、9月20日の週が96でした。9月13日の週の100は期間内でいちばん多い週を100にした基準そのものです。
- 2025年の7月は56.0、12月は76.5でした。前の月と比べて、8月は+13.4%、9月は+9.1%、10月は+6.0%、11月は+1.5%、12月は+2.7%です。
- 10〜12月の前の月と比べた増減は、2022年が10月-0.2%・11月-4.5%・12月-1.7%、2023年が+0.4%・-5.5%・-2.2%、2024年が-3.2%・+0.2%・+3.5%、2025年が+6.0%・+1.5%・+2.7%でした。
- 10〜12月をその年の平均を100とした値で見ると、平均を下回ったのは2023年12月の98.5だけでした。4年の平均では、10月がその年の平均より8%多く、11月と12月は6%多い月です。9月は7%多い月です。
計算方法
- 週は日曜日始まりで、「9月13日の週」は9月13日から19日までの週です。週を月に割り当てるときは、その週の木曜日が属する月に入れています。このため9月の週は8月30日・9月6日・9月13日・9月20日の4週で、9月27日の週は10月に入ります。
- 月の目安はその月に入る4〜5週の値の単純平均です。図と本文の月の目安は小数1桁に四捨五入していて、9月の90.25は90.3と書いています。順位と去年比は、四捨五入する前の値で計算しています。
- 月の順位は月の目安を多い順に並べたものです。同じ値の月は同じ順位にしています。
- 「去年比」は2026年の値を2025年の同じ時期の値で割って1を引いた値で、一般には前年同月比と呼ばれます。7〜9月はそれぞれの年の13週の値の平均どうしで比べています。タイトルの「1.3倍」は9月の90.25を去年の9月の69.25で割った値です。
- 去年の動きの「前の月から1割以上」は、前の月と比べた増減が+10%以上の月です。2025年に-10%以下になった月はなく、いちばん大きく下がったのは4月の-9.8%でした。
- 図5の向きは2022〜2025年の10〜12月それぞれの前の月と比べた増減で、-1%より大きく+1%より小さい年を「ほぼ同じ」、それ以外を上昇・下降としています。色付きのマスは、その月の目安がその年の12か月の月の目安の平均より多い月です。
- 「その年の平均より何%多いか」の4年の平均は、各年の平均を100にそろえたときの各月の値(108・106・106、9月は107)を言い換えたものです。季節による動きと、年の中の増減を分けた値ではありません。
本文の数字の出所
注意
- この記事の「買取」は1語だけの検索です。関連する言葉を合算した値とは取り方が異なります。
- Google トレンドは取り直すたびに「いちばん多い週=100」の基準が付け直され、検索の一部を抜き出して数えているため値も揺れます。この記事の数字は 2026-10-12 に取得した1回分の中だけで計算しています。前の月や次の月の記事の数字とはつながないでください。1〜2ポイントの差そのものには意味を持たせていません。
- 10〜12月の向きでは、前の月との差が1%に満たない年(2022年10月の-0.2%、2023年10月の+0.4%、2024年11月の+0.2%)を「ほぼ同じ」としています。符号だけで上がった・下がったに分けると、上がった年は各月とも4年中2年になります。
- 年末にかけての予想は過去4年の向きから言える範囲の見通しで、値は出していません。4年は少ない年数で、年によって向きが分かれています。
- ここで言えるのは、検索の目安がいつ多く、いつ少なかったかまでです。増減の理由や、自社の問い合わせ・来店が同じように動くかは、このデータからは分かりません。
出典・取得日
- データソース: Google トレンド(日本、週ごと、2021-12-26〜2026-10-04 の週)
- データ取得日:2026-10-12
- 作成:株式会社チャイルドバンク データラボ
運営:株式会社チャイルドバンク
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